イグアインの記録を超えよ 覚醒のミラン・エースに期待する”36ゴール超え”

ミランのピョンテク photo/Getty Images

2015-16シーズン、当時ナポリでプレイしていたFWゴンサロ・イグアインがセリエAのシーズン最多得点記録を更新する驚異の36得点を叩き出した。これはそう簡単に破れない数字だが、ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長がイグアインと同じくらいの得点数を記録できると期待をかける選手がいる。

今冬にジェノアからミランに移籍したFWクシシュトフ・ピョンテクだ。ポーランドからピョンテクを発掘した功績は大きく、ジェノアで印象的な活躍を見せたピョンテクは今やセリエA屈指の点取り屋になっている。まだ23歳ということを考えれば、さらなる成長も期待できる。

伊『Calciomercato』によると、プレツィオージ会長はシーズン35得点は狙える素質があるとピョンテクを絶賛する。ミランでも加入早々から大暴れしているが、これにも驚きはないようだ。

「ピョンテクは私を驚かせてはいないよ。より攻撃でチャンスがあるチームでプレイすれば、ベストな彼を表現できると思う。ミランと比べれば我々には攻撃の優れたソリューションがない。我々は異なるチームだ。ミランには攻撃面で多くの引き出しがあり、シュートチャンスも増える。1シーズンで35点以上に達するのではと思うね」

ピョンテクは今季だけでもリーグ戦18得点を記録している。今季の35得点超えは難しいかもしれないが、シーズンのスタートからミランでプレイできれば可能性はあるかもしれない。ロベルト・レヴァンドフスキ2世と期待を集めるピョンテクはイグアインを超えるストライカーとなるか。

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