同性愛暴露訴訟、肩すかしと批判

敗訴に遺族の代理人弁護士

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 同性愛者であることを同級生に暴露された後、校舎から転落死した一橋大法科大学院の男子学生=当時(25)=の両親が大学に損害賠償を求めた訴訟で、両親の代理人弁護士は27日、大学の責任を認めなかった東京地裁判決後に都内で記者会見し「暴露が不法行為かどうか判断しなかった。肩すかしをくらった気持ちだ」と批判した。

 代理人の南和行弁護士は「同性愛を周囲に明らかにすることは、人間関係を破壊する危険な行為。判決は本質的な問題に一切言及しておらず残念だ」と話した。

 南弁護士によると、母親は「言葉もない」、父親は「判決はうわべだけで判断している」と話しているという。