玉野・お年寄りサロンにひな人形 山田地区住民ら段飾りなど展示

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 もうすぐひな祭り。陽光が日に日に明るさを増し、暖かくなる中、玉野市の街中にもひな人形が飾られるようになった。公共施設や民家などで、かわいいひなが春の訪れを告げている。

 山田地区のお年寄りが交流する「さつきサロン」と「しおさとサロン」は、活動で利用する市社会福祉協議会のミニデイサロンしおさい(山田)にひな人形を展示し、茶席を開いている。3月3日まで。

 会場の和室には地元住民らが持ち寄った段飾りや掛け軸、色紙などが並ぶ。70年以上前のものという立派な御殿びなや15体がそろう七段飾りなど豪華な人形に、訪れた人はじっくりと見入っている。

 サロンのメンバーが交代で応対し、甘酒や抹茶と、ひなあられなどの茶菓子を用意し訪れた人をもてなす。手作りブローチのプレゼントもある。

 26日は茶席のスタートに合わせて、両サロン会員と住民ら約70人が集まって食事会を開いた。ちらしずしやみそ汁が振る舞われ、参加者は会話を楽しみながら味わった。さつきサロンの女性(90)=玉野市=は「山田地区の人はみんな優しいので、集まって話をするのが本当に楽しい」と話した。

段飾りや掛け軸などを楽しむ山田地区の住民