発酵もみ米で宮崎牛 繁殖農家・岩切さん(宮崎市)自家栽培

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地域で育てた飼料用米を使った和牛生産に挑戦している岩切さん=宮崎市佐土原町東上那珂

 宮崎市佐土原町東上那珂の和牛繁殖農家・岩切治俊さん(68)は、飼料用米をもみのまま乳酸発酵させた「もみ米サイレージ」(SGS)を餌にした宮崎牛の生産に挑戦している。県内でも珍しい取り組み。地域の水田で飼料用米を栽培し、遊休農地の解消を図るのが目的という。今月中旬には試験的に肥育した1頭目の試食会を農場で開き、「脂がさっぱりして食べやすい」と好評だった。岩切さんは「飼料用米の活用を県内に広め、農地の維持や飼料自給率の向上につなげたい」と意気込んでいる。