湯船でサッカー応援 川崎Fが“フロイデーナイト”

◆大きなお風呂でゆったりサッカー応援はいかが?

 J1の川崎フロンターレは3月1日、高津区千年新町の銭湯「千年温泉」で、等々力陸上競技場での鹿島アントラーズ戦のパブリックビューイング(PV)を開催する。壁面に取り付けたスクリーンに試合映像を映し出し、湯船につかりながら楽しめる仕掛け。観戦後のサポーターにも足を運んでもらおうと、午前0時の閉館まで映像を流す。

 休憩所などでも上映する予定で、千年温泉の深澤実千枝社長(50)は「昨年9月にリニューアルオープンした銭湯を含めて、初めての体験を楽しんでほしい」と話した。

 フロンターレは2010年から川崎浴場組合連合会と協力し、銭湯の利用促進キャンペーンを続ける。今回はJリーグのイベントの一つ「フライデーナイト」に合わせ、独自に「フロイデーナイト」と銘打った企画を用意。同3日までに鹿島戦のチケットの半券を同組合加盟の銭湯に持ち込むと、260円の割引を受けられるほか、抽選で選手のオリジナルベースボールシャツも当たる。

 フロンターレの担当者は「ホームのチケットの完売が続く中で、土、日曜日にサポーターたちが集まれる場所をつくれるかもしれない」と構想を描く。

 鹿島戦は午後7時キックオフ。千年温泉は午後2時に営業開始。サッカー観戦は同6時から始まり、入場料は470円。問い合わせは、フロンターレ電話0570(000)565。

 今回の特別企画を記念して読者2人に小林悠選手のサイン入りベースボールシャツをプレゼントする。希望者は住所、氏名、年齢、職業、電話番号、川崎版の感想や要望を明記した上、〒210-0005、川崎市川崎区東田町5-1、神奈川新聞社川崎総局「サッカープレゼント係」に3月10日までに申し込む。当選は発送をもって代える。

銭湯「千年温泉」でのパブリックビューイングのイメージ

© 株式会社神奈川新聞社