水の備蓄、ローリングストックで くみ置きは衛生に注意、自宅待機に備えを

防災あれこれ試してみっぺよと動画も撮影中

頭の中ではわかっているつもりだった事でも、実際やったらどんな感じになるのか?という事で、ただ今、携帯トイレ、非常用トイレなど、専ら実験中の赤プルです!

これって、写真で見るだけではだけでは解消しない疑問を晴らすためにやってみてるのだけど、トイレは実験が億劫すぎて、全然進まない!こんなに大変なのかと、ただただ思い知らさせれることになっています。失敗もあったり、こんなことではトイレに行きたくなくなるっていう事を実感しました。

トイレ実験は全然ちょっくらではないので、詳細はもう少しお時間いただきまして、今回は真逆の水の備蓄について調べました!

茨城の広報誌も3月号は防災特集。色々ご紹介させてもらいました

最近、近所でのお話を聞きに来てくださった方から、くみ置きのことを聞かれて、軽くお答えすることしかできなかったのです。調べてみたらおどろきの事実がありました!

口いっぱいまで貯める?!

くみ置きする場合、雑菌などが入らないように、ペットボトルなど、準備した容器の注ぎ口いっぱいに、水を入れなければいけないらしいのです!また、飲むときも雑菌が入らないように、口をつけて飲まないなど、東京都水道局のホームページには細やかに、くみ置きの方法が書かれています。

■東京都水道局
https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/press/h23/press110404-01.html

くみ置きで保存可能な日数は常温で3日、冷蔵庫で10日なんですね!

とはいえ、家族に必要な量をくみ置きするのは大変なのではと思います。わたしの友人は、家族に必要な分の半分は購入したペットボトル備蓄。半分は面倒でもくみ置きを選択して冷蔵庫に備蓄し、使ったらまたくみ備蓄。使わなくても10日ごとにくみ替えると言ってました。結構重労働だけど、習慣になればそんなに面倒ではないそうです。

防災タウンページ茨城版完成

実際にみなさんは、どのように水を備蓄していますか?浄水器や、浄水容器使っているご家庭、ウォーターサーバーを使っているご家庭、もちろんそのまま水道水を使われているご家庭、他にも方法があるでしょうか?飲料水としてのお水は各家庭で様々方法があると思います。

我が家もかつては、憧れのウォーターサーバーを長年愛用していたのですが、数年前にやめ、以前も紹介しましたが、現在は2Lのペットボトルをローリングストックしています!
■ローリングストック法について(日本気象協会)
https://tokusuru-bosai.jp/stock/stock03.html

2Lのペットボトルは重いので、スーパーなどで購入するのではなく(配達サービスもありますが)いわゆる日常品の通販サイトで購入。2L5本入り(5本入りって珍しいですよね!これが気に入っています)のペットボトル飲料水を1人2箱づつ(20L)常備できるように、1箱開けたら1箱買い足し、大体月に1~2度くらいのペースの注文で保てるようになりました。

お水問題を、様々な理由でまだ準備できてない人も多いと思います。私が毎月購入している水は、5本入りで398円の安価ということもあり、1度に注文できるのが、1人1箱までとなってしまいましたが、他のところで購入したとしても、1人1日3Lの7日分(21L≒約2L×10本)を備蓄するのは、そんなにお金がかかる事ではないのです。

普段、ペットボトルのお水を飲んでいない方でも、わざわざ7年保存のお水を購入して、気づいたら期限を切らすようなことがあるのなら、スーパーなどで売っているペットボトルでも、消費期限は2年くらいあるのですから、2年ごとに買い換えても防災用のお水を購入するお値段とそんなに変わらないかもしれません!

1本79円・・・ 2年
1本324円・・・7年

いやいや、そんなに備蓄できないから、給水所に取りに行けばいいんだと思われる方は、地域のハザードマップで給水所を調べて、どのような方法(徒歩や自転車など)で、どのような容器で取りに行くかも考えておくといいと思います!

そして災害時、水道が止まってしまった時、自宅待機ができる状態であれば、この備蓄は有効になりますが、家から出て避難しなければならない場合も考え、同じように500mlのミネラルウォーターも24本入りを1箱常備しています。こちらもローリングストック法です。

今、私が考えられるのは、このような方法なのですが、他にもまた方法が見つかったら紹介しますね!

東京スカイツリータウンのそらまち亭で茨城フェア、寄席出演

川の水や水たまりの水を、飲み水に浄水できる防災グッズ(サバイバルグッズ)もあるようですが、こちらもまた機会があれば、試してみたいとおもいます。

ちなみに2015年の水害により常総市でライフラインが止まってしまっていた時には、生活用の水は、父が毎日近所の防災用の井戸に水をくみに行き、飲料水はやはり父が車で小学校まで取りに行っていたそうです。仮復旧に10日を要したとのことでした。

さて、水の備蓄、自分はどうするか、ちょっくら考えてもらえたっぺか?!ちょっと細かいことのような気がしちゃうけど、細かいことこそ大事だかんね!

それではまた、色々な疑問を解決すべく頑張っていくべと思います。

(了)

 

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