朝ドラ「まんぷく」が撮了! 安藤サクラ「ずっと笑顔だった。もう“まんぷく”」

NHK連続テレビ小説「まんぷく」(月~土曜午前8:00)がクランクアップし、ヒロイン・立花福子役の安藤サクラが「最後の最後までとっても楽しかったです。最後まで萬平さん(長谷川博己)はアドリブで笑わせてくれまして、振り返ると本当にずーっと笑顔でいたなと。自分の人生において重みのある時間になった」と笑いの絶えない現場だったことを明かし、「この時間をこれからの人生に生かしていかなければと思っています。『まんぷく』は超面白いドラマだなと思います。こんな素晴らしい大先輩・スターの方々に囲まれて、こんな素晴らしいぜいたくな時間はないです。もう“まんぷく”です」と笑顔で締めくくった。

ドラマは福子と夫の萬平がさまざまな事業に挑戦し、失敗を乗り越えて即席ラーメンを開発し、世界の食文化に革命をもたらす姿を描くストーリー。2017年に安藤は夫の柄本佑との間に第一子となる女児をもうけており、朝ドラ史上初の“ママさんヒロイン”としても話題を呼んだ。

子育てしながら大阪で10カ月間もの撮影に臨んだ安藤は「子どもと大阪に来て、子どもの成長を見ていると、たった10カ月だけど、されど10か月だなとすごく感じました」と長期間の撮影を振り返り、「すごく不安があったんですけど、でも娘にとってもすごくスペシャルな時間になりましたし、私たち夫婦にとってもとてもいい経験になる素晴らしい時間でした」と家族の絆がより深まったことも告白した。

また、萬平役の長谷川は「とにかく僕みたいな面倒くさい男を皆さまに支えていただいて、福ちゃんにもくだらないアドリブをいつも受けていただいて。このスタッフとキャストでなければ、こんなふうに僕もすてきな時間を過ごすことはできなかった」と周囲の支えに感謝し、「この後、僕は大河ドラマ(2020年放送『麒麟がくる』)をやるわけで、だからまだ終わっていないという感覚なのかもしれないですけど。これから僕はちょっと違うところに旅立ちますが、本当にお疲れさまでした」と主演する来年の大河ドラマに気持ちを切り替えていた。

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