愛野郵便局に「金のなる木」お目見え

 長崎県雲仙市愛野町の愛野郵便局窓口に、白い花を付けた「金のなる木」がお目見えし、利用者の目を楽しませている。
 南アフリカ原産の常緑性低木フチベニベンケイで、丸い肉厚の葉が硬貨に似ていることなどから「金のなる木」と呼ばれているという。同町の峯健二さん(77)宅で、妻の敏子さん(70)が10年ほど前から育てて初めて咲いたという。「多くの人に見てもらいたい」と、高さ約30センチに育った木を2月26日に同郵便局に持ち込んだ。
 富や幸運を招くといわれる金のなる木。敏子さんは「縁起物なので、みんなが幸せな気持ちになってほしい」と話した。

愛野郵便局を彩る「金のなる木」=雲仙市愛野町

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