2日、ホーム開幕戦 昇格松本破り連勝を 大分トリニータ【大分県】

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松本戦に向けて練習する選手たち=27日、大分市
士気を高めるチーム在籍7季目の俊足アタッカー松本怜

 サッカー・大分トリニータはJ1リーグ第2節の2日午後4時から、大分市の昭和電工ドーム大分(旧大分銀行ドーム)で松本と対戦する。開幕戦で強豪鹿島に勝利し、同じ昇格組の松本を相手に連勝を懸けて臨む。

 大分は開幕戦でアジア王者・鹿島と敵地で対戦し、FW藤本憲明の2得点の活躍で大金星を挙げた。パス回しで相手守備を崩して得点するなど、昨季まで積み上げた攻撃サッカーが機能した。

 松本は開幕戦で磐田と1―1で引き分けた。大分は共にJ2だった昨季は2勝負けなしだが、どの選手も「松本もメンバーが変わっているので関係ない」と指摘。セットプレーが強く、スピードのあるFW前田大然ら前線選手の警戒が必要だ。

 MF小塚和季は「相手のセンターバック陣も堅いので、サイドから速い攻撃ができたらいい。(自分の武器の)ゴールにつながるパスを出したい」と抱負。片野坂知宏監督は「相手も当然勝ちにくるので簡単なゲームにはならない。隙をつくらず、タフにハードワークすることが大事」と気を引き締めた。

MF松本怜

 「開幕戦はいい形で勝って最高のスタートが切れた。本当は(他チームに研究されないよう)“こそっと”勝ちたかったけれど」。チーム在籍7季目の俊足アタッカーは笑みを見せた。

 2013年に横浜Mから移籍。同年にJ2降格を喫したが「当時はまだチームのことがよく分かっていなかった」。J3降格も経験する中、16年から指揮を執る片野坂知宏監督のサッカーを信じてプレーし、再びJ1の舞台に戻ってきた。

 「耐えた6年間と、片さん(片野坂監督)のサッカーという土台があるからこそ、今季は自信を持って臨める」

 鹿島との開幕戦では中盤の右サイドでフル出場。相手に押し込まれて攻撃に出る部分が少なかった点を反省し、「ホーム開幕戦では走り負けずに主導権を握りたい。連勝を願うサポーターの期待をいいプレッシャーにする」と自信をのぞかせた。