岡山・足守で「町並み雛めぐり」 旧商家など33カ所に人形飾る

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 桃の節句(3日)に合わせ、岡山市北区足守の町並み保存地区一帯で「陣屋町足守町並み雛(ひな)めぐり」が開かれている。地域の家庭で受け継がれてきたひな人形を旧商家や民家など33カ所に飾り、来訪者をもてなしている。24日まで。

 旧足守商家藤田千年治邸には昭和の段飾り9セットが並び、きらびやか。備中足守まちなみ館には、掛け軸に仕立てた明治末期の押し絵びなを展示し、足守プラザでは大正末期の御殿びなを公開している。民家の軒先には木や陶器で作ったひな人形も並び、一帯が華やぐ。

 友人と訪れた女性(76)=同区=は「どれも立派。古い町並みによく似合っている」と話していた。

 雛めぐりは、地元住民でつくる市近水観光振興会が散策を楽しんでもらおうと毎年開いており、13回目。9、10日は午前10時半と午後1時半の2回、足守プラザで地元住民がバンドや琴の演奏を披露する。

 展示は午前9時半~午後4時。無料。多くの施設が月曜休館(足守公民館のみ水曜)。問い合わせは同まちなみ館(086ー295ー2500)。

大正末期に作られた豪華な御殿びな=足守プラザ
掛け軸に仕立てた押し絵びな=備中足守まちなみ館
来訪者を楽しませているきらびやかな昭和の段飾り=旧足守商家藤田千年治邸