ブルージェイズが投手補強 バックホルツ&ノリスを獲得へ

日本時間3月1日、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ブルージェイズはクレイ・バックホルツ、バド・ノリスの両右腕と契約合意に達したようだ。ノリスとの契約はマイナー契約であることが明らかになっており、招待選手としてスプリング・トレーニングに参加する。一方、バックホルツとの契約の詳細については現時点では明らかになっておらず、続報待ちの状態となっている。

現在34歳のバックホルツは、昨季ダイヤモンドバックスで16試合に先発して7勝2敗、防御率2.01の好成績をマーク。コンディションさえ万全であれば、まだ一流の成績を残す実力が残っていることを証明してみせた。ロス・アトキンスGMは先発ローテーション5枠のうち、最初の4枠はマーカス・ストローマン、アーロン・サンチェス、マット・シューメイカー、クレイトン・リチャードが担う予定であることを明言しており、バックホルツはライアン・ボルッキ、ショーン・リードフォーリーといった若手投手たちと先発5番手の座を争うことになりそうだ。

一方、現地時間3月2日に34歳の誕生日を迎えるノリスは、昨季カージナルスでクローザーを務め、64試合に登板して3勝6敗、28セーブ、2ホールド、防御率3.59をマーク。ブルージェイズはケン・ジャイルズがクローザーを務める予定であり、ノリスはライアン・テペラ、デービッド・フェルプスらとセットアッパーの座を争うことが予想される。昨季のパフォーマンスを考えれば、スプリング・トレーニングを健康に過ごし、よほどの不調に陥らない限り、開幕ロースター入りは有力と言えるだろう。

ジャイルズ、ノリス、テペラ、フェルプスでブルペンの4枠が埋まり、残りの3~4枠をジョン・アックスフォード、ティム・メイザ、ジェイコブ・ワゲスパック、サム・ガビーリオ、デービッド・ポーリーノ、エルビス・ルシアーノといった投手たちが争うことになりそうだ。

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