コパ・デル・レイ準決勝2ndレグが28日に行われ、バレンシアがホームでレアル・ベティスと対戦した。
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前日にバルセロナが決勝進出を決めたことで、どちらがスペイン王者と争うか注目を集めた同試合。1stレグをアウェイで2-2と引き分け若干のアドバンテージを取るバレンシアは、本拠地エスタディオ・デ・メスタージャの大声援を背に積極的にプレスを仕掛ける。マルセリーノ・ガルシア体制2年目となり、攻守に切り替えの早いコレクティブなサッカーが板につき、ベティスに自由を与えない。
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試合が動いたのは56分、右サイドバックのクリスティアーノ・ピッチーニがペナルティエリア手前の中央まで進入し、ディフェンスラインの背後にスルーパスを供給。ケビン・ガメイロが抜け出しラストパスを送ると、ゴール前でフリーとなっていたロドリゴが左足で冷静に流し込み、バレンシアが貴重な先制点を挙げる。その後はベティスの猛攻をバレンシアが決死の守備で耐え抜き、公式戦2試合ぶりとなるクリーンシートを達成。今季クラブ創立100周年を迎えたバレンシアが、バルサが待つ決勝へ駒を進めた。
