世界中のサッカー情報を網羅するQoly編集部が今、ちょっと気になっている選手を有名・無名を問わずにお届けする「今週の5名」。
三回目となる今回は、欧州サッカー界で最も注目される若手が登場するぞ!
ルーイ・バリー
所属クラブ:WBA(イングランド)
世界には2003年生まれの選手がちらりほらりとトップチームで背番号をもらっている。その中でも注目株の一人がバリーだ
WBA下部組織出身でカトリック系の学校に通う学生だが、昨年秋に開催されたバル・ド・マルヌ U-16国際親善トーナメントで日本代表などからゴールを奪い得点王になった。
これはハリー・ケインの足跡を追うものである。WBA下部組織はこれまでにも良質なフォワードを提供し続けているため、最新作として注目を浴びている。
バル・ド・マルヌではU-15イングランド代表として出場したが、現在はアイルランドU-16代表に招集されている(まだ未デビュー)。今後イングランド、アイルランドどちらの国籍を選ぶかも注目されている。(編集部Q)
カルロス・テベス
所属クラブ:ボカ・ジュニオルス(アルゼンチン)
2月で35歳になったテベス。デフェンサ・イ・フスティシア戦で今季4点目のゴールを決めた。
ただ、ゴール自体は相手GKのミスともいえるもの。注目は足元だ。
テベスはこれまでNikeのスパイクを履いてきた。だが、このティエンポ・レジェンドⅦはロゴであるスウッシュが塗りつぶされている。
それどころか、サイドにTVZ(テベス?)の文字が…。別の日に履いていたものだと、より分かりやすい。
おそらくNikeとの契約が切れたと思われるテベス。新スポンサーを募集中なのかも?(編集部I)
ファブリシオ・オヤ
所属クラブ:コリンチャンス(ブラジル)
ブラジルの日系人サッカー選手といえば、辛口評論家として知られるセルジオ越後氏が有名であるが、同氏を輩出した名門コリンチャンスのユースに新たな日系人が出現した。それが19歳のファブリシオ・ケイスケ・オヤだ。
Qolyではかつて『トゥーロンのブラジル代表に「カズ」が!さらに10番は「ケイスケ」だった』という記事でも取り上げたが、彼は先週末の州選手権で念願のベンチ入りを果たした。
ルーツは沖縄にあり、日本風にいえばおそらく「オオヤ」となる。2017年の記事によれば寿司、刺身、キャプテン翼とドラゴンボールを愛し、沖縄に行ってみたいとも。プレー面では中村俊輔を参考にしているのだという。
過去にはリヴァプールやミラン、ローマが獲得を狙ったとの報道もあった。それからややトーンダウンした印象もあるが、これからに期待だ。(編集部H)
ジョアン・フェリックス
所属クラブ:ベンフィカ(ポルトガル)
ベンフィカのセカンドストライカーに定着した19歳の天才アタッカーは、今、欧州で最も注目の若手選手と言っても過言ではないだろう。
見る者を魅了するテクニックと負けん気の強さを持ちつつ、球離れも良く、ヘディングも競れる。期待の選手というにはちょっと次元の違うレベルにあり、まさにサッカー界に現れた新たなジーニアスだ。
ベンフィカは今週末に宿敵ポルトとの大一番を控えるが、そこで彼がどんなプレーを見せるのか楽しみで仕方がない。(編集部K)
三國 ケネディエブス
所属クラブ:アビスパ福岡(日本)
先週末に行われたJ1とJ2の開幕戦では、何人ものルーキーが早くもプロデビューを飾った。そうしたなか、唯一高卒1年目で先発出場を果たしたのが、アビスパ福岡のセンターバック、三國ケネディエブスだ。
今年度の全国高校サッカー選手権大会では、青森山田の中心選手として2年ぶり2度目の優勝に貢献。195cmの高さを生かして相手を封殺するだけでなく、セットプレーでいくつもの貴重なゴールを奪った。
記念すべきJデビュー戦はFC琉球を相手に1-3の敗戦とほろ苦いものになったが、プロキャリアは始まったばかり。鹿島アントラーズへ加入した関川郁万とともにこの世代を背負っていってほしいDFである。
三國も注目のアビスパ福岡は、今週末がホーム開幕戦。3月2日(土)にV・ファーレン長崎との九州ダービーに臨む。(編集部O)