「人間の安全保障」国連でシンポ

日本の代表部などが主催

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国連本部で「人間の安全保障」に関するシンポジウムに参加した国連開発計画のシュタイナー総裁(左端)、佐藤行雄元国連大使(右端)ら=2月28日、米ニューヨーク(共同)

 【ニューヨーク共同】日本政府が国際協力の基本方針として力を入れてきた「人間の安全保障」についてのシンポジウムが2月28日、ニューヨークの国連本部で開かれ、国連が掲げる貧困撲滅などの持続可能な開発目標の達成に向け、改めて重要性を訴える声が出た。日本の国連代表部などが主催した。

 人間の安全保障は、グローバル化により飢餓や気候変動、難民問題など紛争以外に多様な脅威が生じたのを受け、国家の安全保障だけでなく、人間一人一人が安心して生きられることを重視する考え方。25年前に国連開発計画が本格的に取り上げ、日本は関連基金を設置するなど普及を主導してきた。