【MLB】二刀流ウォルシュ、3者凡退“投手デビュー”に手応え「結果には満足しているよ」

エンゼルスのジャレド・ウォルシュ【写真:AP】

1日レンジャーズ戦でメジャーOP戦初登板「満足している」

 エンゼルスのスプリングトレーニングに招待選手として参加している中継ぎ左腕兼一塁手のジャレド・ウォルシュ。2月28日(日本時間3月1日)に行われたレンジャーズとのオープン戦で今季初登板し、9回の1イニングを3者凡退とした。上々のパフォーマンスから一夜明けた1日(同2日)、「もう少しストライク先行でいければ良かったけど、結果には満足しているよ」と声を弾ませた。

 ウォルシュは2015年のドラフト39巡目でエンゼルス入り。昨季は1A+、2A、3Aの3つのカテゴリーで計128試合に出場し、通算打率.277、29本塁打、99打点。一方、投手としても3カテゴリーで計8試合に登板(すべて救援)し、1勝2敗1セーブ、防御率2.08という好成績を残している。

 レンジャーズとのオープン戦では、9回から8番手としてマウンドに上がると、三ゴロ、中飛、二飛で3者凡退。「少し緊張した」と振り返ったが、6か月ぶりとなる打者相手の登板に「よりアドレナリンが出て、エキサイティングだった。近いうち、また試合で投げたい」と、次回登板に前向きな姿勢を見せた。

「カーブをもう少し安定させたい」と語る左腕。「チームに求められることなら何でもする」と、開幕メジャーに向けて投打両面から猛アピールする。(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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