4月開校の桜浜中が完成 北浜、豊浜中を統合 完成式や見学会

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 三重県の伊勢市立北浜中学校と豊浜中学校が統合して4月に開校する「桜浜中学校」=同市植山町=の校舎が完成し2日、式典と見学会があった。市や教育関係者、地域住民ら約130人が出席し、新校舎の完成を祝った。

 少子化の進む中、市は教育の質の充実などを目的に、小中学校の適正規模化、適正配置の取り組みを進める一環として、北浜・豊浜両中の統合を決定。統合校の桜浜中には約240人が通う予定という。

 新校舎は鉄筋コンクリート造3階建てで、面積は計約7830平方メートル。敷地面積は約4万平方メートル。総工事費は約35億円。

 図書室とパソコン室の機能を併せ持つメディアギャラリー、各学年ごとにある多目的教室、さまざまな教育活動で利用できるほか、災害時の避難場所として校舎内を通らずに外階段からアクセスできる多目的ホールなどを設置。非常用発電設備やガスバルクシステム、防災倉庫も備え、地域コミュニティーの拠点としての役割も果たす。

 式典では、鈴木健一市長が「次世代を担う子どもたちの学びやとして活用され、地域の皆さんにも愛される学校になってほしい」とあいさつ。

 豊浜中二年の杉浦美菜海さん(14)と北浜中二年の鎌田真希志君(14)が生徒を代表し、「桜浜中学校の一期生としての誇りを持ち、有意義な学校生活を送っていきたい」などと感謝や決意の言葉を述べた。式典後、関係者と市民らが校舎内やタブレットを使った授業の実演を見学した。

 15日に北浜中、16日は豊浜中で閉校式があり、4月8日には桜浜中で開校式が行われる。

【図書室とパソコン室の機能を併せ持つメディアギャラリー=伊勢市植山町の桜浜中学校で】