30km通過!大迫がレースをリタイア!佐藤は日本記録ペースで現在4位!【東京マラソン2019】

陸上 試合サマリー

今年も東京マラソンの季節がやってきた!男子のMGC指定レース、そして2019世界陸上の代表選考会を兼ねている東京マラソンが3月3日に行われている。

30km

日本記録保持者の大迫が徐々に遅れ始める。まったくペースが上がらず、27kmあたりでエルアバシに抜かれる。さらにその後28kmあたりで、1km3分台で走る第二集団にも抜かれてしまう。そして29kmで歩道に入り、ついにレースをリタイアしてしまう。雨天と低気温のコンディションが響いたのか、日本記録保持者の挑戦はここで終わってしまう。日本人トップの佐藤は日本記録を狙えるペースで現在4位。7位には中村も着いている。

1 B・レゲセ 1:28:16

2 B・カロキ 1:28:17

3 D・チュンバ 1:28:30

4 佐藤悠基 1:29:22

5 S・トゥラ 1:29:22

6 S・カリウキ 1:29:22

7 中村匠吾 1:30:20

8 大迫傑 リタイヤ

これまでの展開

5km

スタート直後からハイペースでレースが進む。最初の1kmが2分48秒と、設定ペースより10秒近く早いラップタイム。ペースメーカーに外国人選手がつく中、日本人選手は大迫傑、佐藤悠基、中村匠吾ら数人が先頭集団でレースを進める。下り坂もあり、日本新記録を上回るラップタイムを刻んでいく。

10km

先頭集団は10名ほどに絞られている。以前日本新記録ペースでレースが進む中で、日本人選手は大迫傑、佐藤悠基、中村匠吾の3人に絞られる。先頭集団はこのままいけば2時間3分台も狙える好ペースの中、アジア記録保持者のエルハサン・エルアバシが脱落するなどサバイバルレースの様相を呈している。

15km

依然日本記録を更新するハイペースでレースが進む。1分以上上回っている。中村、大迫、佐藤の3人はしっかりと先頭についている。給水所では佐藤悠基が給水をとりそこねるものの、佐久長聖の後輩でもある大迫傑が自身のボトルを手渡すシーンも見られた。

20km

レースが動き始める。18kmをすぎたところで急激にペースアップ。先頭集団が2つに分かれる。佐藤、大迫、中村の3人は後ろのグループに入っている。20kmの通過は58:45で2時間4分を切るペース。日本人3人も1秒差でしっかりと着いている。ハイペースにも見えるが、このあとの展開はどうなるか。

25km

20kmをすぎたところで更にレースが動き始める。レゲセやトゥラら海外選手がハイペースで突っ込む中、大迫と中村が先頭から徐々に遅れ始める。2時間4分台のペースということもあり、自分のペースを大切にしているようにも見える。大迫はシカゴマラソンで後半ペースアップした実績を持ち、東京マラソンでも同様の展開をにらんでいるか。スタート直後から先頭集団に食らいついていた佐藤も22kmをすぎたところで遅れ始める。第二集団では、日本歴代2位の記録を持つ設楽悠太の兄、設楽啓太が引っ張っている。

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