現地時間2日にプレミアリーグ第29節が開催。トッテナム・ホットスパーとアーセナルによる“ノースロンドン・ダービー”がランチタイムキックオフで実現した。
リーグ連敗中のトッテナムと3連勝中のアーセナルという対極な状況で迎えた一戦は、序盤から勢いの差が浮き彫りになる。16分にアーセナルが自陣からカウンターを発動すると、アレクサンドル・ラカゼットのスルーパスでアーロン・ラムジーが抜け出す。GKを冷静に交わしたラムジーが左足で流し込み、アウェイのアーセナルが先制に成功する。
【プレミアリーグ】順位は上でも勢いは下？ウェンブリーで激突する“ノースロンドン・ダービー”！ 第29節プレビュー ～Part3～
ホームで負けられないトッテナムは、ミドルシュートやセットプレーを駆使してアーセナルのゴールに襲い掛かる。すると、敵陣中央でトッテナムがFKを獲得し、クリスティアン・エリクセンがゴール前に浮き玉のパスを供給。ペナルティエリア内でハリー・ケインが倒されPKの判定になると、ケイン自らが右足で沈め、トッテナムが同点に追いつく。一進一退の攻防が続いた好ゲームは、試合終了間際に最大の転機を迎える。途中出場のピエール＝エメリク・オーバメヤンがゴール前で倒されてアーセナルがPKを獲得。キッカーを担当したオーバメヤンがシュートを放つも、GKユーゴ・ロリスに阻まれて得点ならず。白熱のダービーはドローで決着した。
