シービリーブス・カップのグループステージ第2戦が3日に行われ、なでしこジャパンが南米王者ブラジル代表と対戦した。
初戦をアメリカ代表とドローで終えたなでしこジャパンは、テクニックで勝るブラジル相手に持ち前のパスワークで攻勢に出る。少ないタッチでボールを回してディフェンスラインを混乱に陥れると、44分に籾木結花がペナルティエリア内から2試合連続弾となるループシュートを沈め、なでしこジャパンが待望の先制点をゲットする。
【シービリーブス・カップ】籾木が後半ATに同点弾！なでしこジャパンがアメリカとの初戦をドローで終える
リードして後半を迎えたなでしこジャパンだが、立ち上がりからブラジルの猛攻を受ける。速くて上手いブラジルの攻撃に苦戦を強いられると、57分に失点を喫して同点に追い付かれてしまう。嫌なムードが漂い出したなでしこジャパン。それでも、積極的な交代策が勝負の行方を大きく分ける。81分に途中出場の小林里歌子が勝ち越し弾を挙げると、試合終了間際には代わって入った長谷川唯が追加点を決めて勝負あり。なでしこジャパンがブラジルを3–1で下し、大会初勝利を手にした。
