<レスリング>インド女子初のアジア大会女王ビネシュ・フォガトが53kg級へ階級アップ

53kg級で東京オリンピックを目指すインド女子期待のビネシュ・フォガト

 インドのWebニュースサイト「Scroll. in」は3月3日、現在、ブルガリアで行われている世界レスリング連盟(UWW)のランキング大会、ダン・コロフ-二コラ・ペトロフ国際大会の女子53kg級に出場しているアジア大会50kg級優勝のビネシュ・フォガト(インド)が、今後は正式に階級アップを決断したことを報じた。

 同選手は昨年8月のアジア大会50kg級で、インド女子として初めて優勝し、2020年東京オリンピックへ向けての同国期待の選手。しかし、減量が8~9kgあったという。

 48kg級だった時代の2016年には、リオデジャネイロ・オリンピックの世界予選第1戦で計量失格するなど減量に苦しんでおり(最終予選で優勝)、階級区分が変わって50kg級になった現在もかなり厳しいもよう。早朝の2日間計量のもとでは、50kg級での闘いは難しいと判断したという。

 これまでにも53kg級や55kg級の国際大会に出場したことはあるが、力試し的な出場で、ダン・コロフ-二コラ・ペトロフ国際大会が本格的な53kg級選手としてのデビュー戦という。準決勝で昨年世界2位のサラ・ヒルデブラント(米国)にフォール勝ちして決勝進出を決めたあと、決勝で中国選手に敗れたが、「最初の大会から優勝しなくても構いません。ここから53kg級としてのシリアスな闘いが始まります」とコメントしている。

© 公益財団法人日本レスリング協会