ユヴェントスが今夏、かつてチームを率いた“闘将”の復帰を視野に入れているようだ。
現在セリエA7連覇中で、イタリアの絶対王者として君臨するユヴェントス。3日に敵地で行われた2位ナポリとの天王山を制し、第26節終了時点で勝ち点差「16」と、前人未到の8連覇がほぼ確実となっている。しかし、コッパ・イタリアはすでに準々決勝敗退が決まっており、チャンピオンズリーグでもアトレティコ・マドリード相手に窮地に追い込まれ、ベスト16敗退の危機。こういった状況が影響しているのか、それともビッグクラブから引く手数多となっているマッシミリアーノ・アッレグリ監督の退団に備えているのか、早くも後任候補の名が何名が挙がっている。
次期監督候補として、ユヴェントスのOBでもあるジネディーヌ・ジダン氏が有力視される中、伊『Corriere dello Sport』などが、前監督で現在フリーとなっているアントニオ・コンテ氏の復帰の可能性を報じた。同メディアによると、同氏が古巣復帰を望んでおり、ユヴェントス側も再招へいを検討しているとのこと。ただ、退団時に噂されていた「首脳陣との衝突」の影響もあってか、この“闘将”の復帰をあまり良く思っていない人もいるという。
毎シーズンのように指揮官の交代が噂されるユヴェントスだが、アッレグリ体制は今季で終わってしまうのか。今後の動向にも注目だ。