住まいのウチイケ、高断熱住宅フランチャイズを4月スタート

新たな住宅フランチャイズチェーン「HOME UCHIIKE」の住宅商品イメージ

 HEAT20のG2クラスの高断熱高気密住宅を提供する住まいのウチイケ(北海道室蘭市)は4月から、高断熱高気密住宅フランチャイズチェーン「HOME UCHIIKE」を全国展開する。

 UA値0.23W/m2・K(地域区分2の場合)以下、C値0.5cm2/m2以下となる全棟HEAT20のG2クラスを超える性能の住宅提供を想定し、開口部はシャノントリプルLow-eガラス樹脂サッシ、壁は外張り断熱ネオマフォーム66mm、充填断熱グラスウール105mm・16Kを設置し、天井断熱グラスウール400mm・16K、基礎断熱にはセルボード120mmを使用。第一種換気で全館空調を採用する予定になる。

 「HOME UCHIIKE」をイメージする同社の苫小牧モデルハウスはヴィンテージモダンスタイルのスタイリッシュな外観で、アウトサイドリビングや回り階段など、20代、30代の一次取得者層を意識した仕様になっている。

 ZEH仕様もオプションで対応し販売価格は1600万~3000万円。耐震性能は等級1~2。

 FC会員には「HOME UCHIIKE」そのもの以外にも断熱気密性能を向上させるノウハウや販売方法のアドバイス、住宅部材提供を行っていく。FC会員は年内10件、5年後40~50件、年間500棟の目標を掲げる。

 同社は、一般財団法人日本地域開発センターによる省エネルギー住宅のトップランナーを表彰する制度「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」の2018年表彰において、大賞を受賞している。

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