千葉市消防局、消防車29台過積載出動 事故はなし

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過積載で消防車を出動していた千葉市消防局=千葉市中央区

 千葉市消防局が消防車の最大積載量を超えて消火用水や資機材など載せ、消火活動に出動していたことが4日、同局への千葉日報社の取材で分かった。過積載で出動した台数は29台に上る。千葉県外で消防車の過積載があったことを受けて同局で調べ、市も過積載出動だったと判明した。過積載による事故などはなかったという。市は現在、消防車の水や資機材を規定内の重量に調整し、運用している。

 昨年10月に京都府の消防で消防車の過積載が判明し、市消防局は昨年12月~今年2月、貨物登録している消防車両41台を調査。全24カ所の消防署・出張所で、最大積載量が300キロ~10トンの水槽付きポンプ車など29台で、それぞれ1回以上、過積載で出動、または訓練で使用していたことが判明した。ポンプ車1台は最大750キロ超過していた。いつから過積載出動が行われていたかは、今後調べる。

 県警には相談済みで、捜査幹部は「一般論では、道路運送車両法違反や道交法違反になる可能性がある」と指摘している。

 京都で消防車の過積載が表面化するまで、市消防局では過積載の調査をしていなかった。同局は「調査する制度はなく、過積載の認識はなかった。現在は重量確認し、違反状態はない」と説明。今後は適正運営するとしている。