春の味覚シンコ漁解禁、兵庫

明石の漁港に活気

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漁が解禁され、水揚げされるイカナゴの稚魚「シンコ」=5日午前、兵庫県明石市の林崎漁港

 春の到来を告げるイカナゴの稚魚「シンコ」漁が5日、大阪湾や播磨灘で解禁された。兵庫県明石市の林崎漁港には体長4、5センチのみずみずしいシンコが詰まったケースが漁船から次々と水揚げされ、港は漁師たちの活気であふれた。

 午前6時ごろ、夜明けとともに11隻が出港。約2時間後に戻ってくると、漁師たちはシンコが入った箱を手際よく岸壁に積み上げた。初競りでは約25キロ入り1ケースが6万7600円で競り落とされた。

 シンコはしょうゆや砂糖で甘辛く煮た「くぎ煮」にするなどして、地元の家庭に親しまれている。近年はプランクトンの減少などで不漁が続き、漁期を短縮している。