アウディ 新型R8に特別モデルが登場|世界限定222台

アウディ R8 V10ディセニアム 外装

世界で222台限定の特別モデルが登場

アウディは、V10エンジンの10周年を記念した限定モデル「R8 V10ディセニアム」を2019年2月28日に発表した。

世界で222台限定となり、新型「R8 クーペ」および新型「R8 スパイダー」とともに2019年春から発売される。価格は22万2000ユーロ(日本円:約2790万円/2019年3月5日時点)。

「ディセニアム」という名称はラテン語の「10年」に由来し、V10エンジンにおける10年の歴史を記念して名付けられた。

※なお、「R8 V10ディセニアム」の日本市場への導入時期、台数、諸元については未定。

「R8 V10ディセニアム」の主な4つの特長

外装(エクステリア)

アウディ R8 V10ディセニアム 外装

専用カラーのデイトナグレイマットエフェクトが採用され、20インチホイールと5.2 FSIエンジンのインテークマニホールドは、マットブロンズ仕上げとなっている。

フロントスポイラー、サイドシル、ディフューザーはグロスブラックで塗装され、外装にはブラックのアウディリングとロゴが装着されている。また、サイドブレードとドアミラーハウジングは、グロスカーボンファイバー製である。

また専用カラーであるデイトナグレイ マットエフェクトの他に、デイトナグレイパールエフェクト / スズカグレイメタリック / フローレットシルバーメタリック / ミトスブラックメタリック / アスカリブルーメタリック / ケモーラグレイメタリックを選択することも可能だ。

さらに、ブロンズカラーの「ディセニアム」刺繍が施された専用ボディカバーが付属する。

内装(インテリア)

アウディ R8 V10ディセニアム 内装

ブラックを基調とし、グロスカーボンファイバー製のインレイがハイライトとなっている。

スポーツシートにキルティングされたひし形のステッチはグロスブラックで仕上げられ、コントラストステッチにはグロスコッパートーンを採用。

またセレクターレバーとステアリングホイール(アルカンターラ巻き、12時の位置にマーキングを設置)には、センターアームレスト、ドアアームレスト、ドアレールと同様に、コッパーカラーのステッチが施されている。

ロゴ

アウディ R8 V10ディセニアム 内装

「ディセニアム」のロゴは、センターコンソール、ドア、グロスカーボンファイバー製ドアシルトリムのインレイに装着される。グロスカーボンファイバー仕上げが施されたセンターコンソールにも「ディセニアム」ロゴ装着される。

このロゴは、アウディが特許を取得した部分マット仕上げが特徴である。素材の表面は、特殊な粉末を使用して、数千分の1ミリ単位で粗面化処理が施されている。

また、ドアに設置されたプロジェクターライトは、「ディセニアム」のロゴに加え、各モデル専用のシリアル番号を地面に投影する。

エンジン

「R8 V10 ディセニアム」は、5.2 FSI自然吸気エンジンを搭載している。最高出力は456kW(620hp)、最大トルクは580Nm、0~100km/h加速は3.1秒、最高速度は331km/h。

© 株式会社MOTA