ドジャース・カーショウ 9年連続開幕投手は絶望的か

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ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、エース左腕のクレイトン・カーショウが開幕に間に合わない見込みであることを明らかにした。カーショウは左肩の炎症に悩まされており、まだ本格的な投球練習を開始できていない。ドジャースは昨季まで8年連続でカーショウが開幕戦の先発マウンドに立っていたものの、2010年のビセンテ・パディーヤ以来9年ぶりに、カーショウ以外の投手が開幕投手を務めることになりそうだ。

ロバーツは「彼は正しい方向に向かっていると思う」とカーショウの現状について話しつつも、「彼の準備が整ったときが、彼が試合で投げるときだよ」とカーショウが開幕投手を務める可能性については言葉を濁した。当初は9年連続の開幕投手を目指して調整を行っていたカーショウだが、その計画を変更する可能性が高まっている。9年連続の開幕投手は「赤信号」に近い「黄信号」といった状態だ。

ただし、カーショウのコンディションは着実に快方に向かっており、日本時間3月5日にはキャッチボールを行った。「彼が投げるところは見ていないけど、グラウンドで話したときには状態は良さそうだったよ」とロバーツ。カーショウはチーム全体練習が休みの明日にも、再びキャッチボールを行う予定となっている。

また、ロバーツはカーショウの復帰時期がいつになっても、自軍には十分な先発投手の層の厚さがあると自信を持っている。ウォーカー・ビューラー、リッチ・ヒル、柳賢振(リュ・ヒョンジン)、前田健太、ロス・ストリップリングの5人が開幕ローテーションを形成し、元有望株のフリオ・ウリアスも控えている。なお、ウリアスには投球イニング数の制限が設けられる見込みであり、8月以降の戦いを見据えながら起用していくことになるようだ。

「一番大切なのは、カーショウが精神的にも身体的にも万全の状態で戻ってくることだよ」とロバーツ。指揮官の期待に応えるべく、球界を代表する左腕は復帰に向けて調整を続けていく。