FWガレス・ベイルは2013年夏よりレアル・マドリードでプレイしているが、今でもスペイン語でのコミュニケーションに問題を抱えていると言われている。能力は確かだが、チームメイトとのコミュニケーションがパフォーマンスにまで影響を及ぼしているのであれば問題だ。
最近はパフォーマンスも悪いとサポーターから批判のターゲットにされることもあり、クリスティアーノ・ロナウド退団後はさらに視線が厳しくなったところもある。ベイルもロナウドと同じく巨額な移籍金でレアルに加わっているため、サポーターがかけるプレッシャーも相当なものだ。
スペイン『Cadena SER』によると、かつてレアルでプレイした元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールトはイングランドに戻ってくるのも1つの手と考えているようだ。コミュニケーションや余計なプレッシャーが負担になっているのであれば、もっとやりやすい環境に身を置いた方がいいだろう。
「彼は非常に良い選手だ。ただ彼はクリスティアーノでもメッシでもないし、レギュラーでもない。彼は常に良いプレイをしているが、プレッシャーはトッテナムより大きい。それが問題になっていると思う。レアルでベイルに起きていることはちょっとしたサプライズだよ。彼はレアルに残り、もっとプレイしたいと思う。だが、マンチェスター・ユナイテッドのようなチームや、トッテナムに復帰する方が彼にとって良いことになるかもしれない。イングランドの人はスペインとは異なるからね」
「ベイルは非常に落ち着いた選手で、1人でいたがる。チームメイトとあまりコンタクトを取らないんだ。スペインでスペイン語を話すのも重要だけど、チームでちょっとばかり孤立していると思う。良いプレイをしている時は問題にならないけど、悪いプレイの時は問題になる」
最近はベイルがレアルを去るのではないかとの話題が増えており、本人も現状には満足していないはず。クラブを変えれば結果が劇的に変わる可能性もあるが、ベイルはどこでプレイするのがベストなのか。