ダルビッシュ所属のカブス 開幕投手はレスターに決定

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日本時間3月5日、カブスのジョー・マドン監督はエース左腕のジョン・レスターと短い会話を交わした。そのなかで今季の開幕投手を務めることを打診し、レスターはそれを快く引き受けたという。「彼は(開幕投手を)引き受けてくれたよ」と指揮官は笑顔で話した。

レスターが今季の開幕投手に指名されたことは、決してサプライズではない。すでに3度のワールドシリーズ制覇を経験しているほか、オールスター・ゲーム選出5度、開幕投手7度の輝かしい実績を誇り、昨季はリーグ最多タイの18勝をマーク。むしろ、最有力候補が順当に指名されたと言えるだろう。

カブスの先発ローテーションには開幕投手経験者が多数名を連ねており、コール・ハメルズはキャリアで4度、ダルビッシュ有とホゼ・キンターナはそれぞれ1度、開幕投手を務めている。残りの1人、カイル・ヘンドリックスも2016年にナ・リーグの最優秀防御率に輝いた好投手だ。しかし、そのなかでもやはり「エース」と呼ぶに相応しいのはレスターであり、指揮官が開幕投手に指名したのは当然だ。

レスターはこれで3年連続、カブス移籍後は4度目の開幕投手となる。また、レッドソックス時代にも4度の開幕投手を経験している。カブスの投手が4度以上の開幕投手を務めるのは、1908年以降ではレスターが10人目。なお、球団記録はファーガソン・ジェンキンスによる7度となっている。

レスターは「開幕投手を務めるのは簡単な仕事ではない」と語る。開幕戦はメディアによるインタビューが多く、スタジアムは満員で、試合前には様々なセレモニーが行われる。普段とは違うルーティンで臨まざるを得ないのだ。「1年で一番大変な先発登板だよ」とレスター。しかし、「何度も開幕投手を経験させてもらえているのは幸運だし、大きな名誉だよ」と喜びも口にする。「チームが好スタートを切れるかどうかは、自分の肩にかかっているんだ」と語るレスターが、自身8度目の開幕戦でどのようなピッチングを見せるのか注目だ。