屋良朝幸とコール・ポーターの人生が交錯するステージ!

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3月1日、屋良朝幸主演のミュージカル「Red Hot and COLE」が東京・銀座「博品館劇場」で開幕。初日に先立ち、公開フォトコールと囲み取材が行われた。

本作は、ブロードウェイで活躍し、アメリカのポピュラー音楽史に多大な足跡を残したソングライターと、その名曲をたっぷり紹介するシリーズ「ブロードウェイ・ショーケース」の第3弾。「ビギン・ザ・ビギン」「エニシング・ゴーズ」などで知られる希代の作詞・作曲家、コール・ポーターの波瀾万丈の生涯を描く。キャストには、屋良のほか、矢田悠祐、吉沢梨絵、彩乃かなみ、木内健人、真瀬はるか、彩吹真央、鈴木壮麻ら実力派が勢ぞろいした。

公開フォトコールは、若き日のコール(屋良)が歌う「Night and Day」からスタート。化粧台の前でタバコをくゆらしていたコールが立ち上がり、指を鳴らすと、やがて音楽が始まる。情感豊かな歌声、どこか色気を感じさせる指の先まで優雅なダンスに、あっという間に引き込まれる。続く「I’m a Gigolo」で小さなオモチャのピアノを弾きながら披露した、優しい歌声も印象的だ。さらに後半では、「Ridin’High&Red,Hot and Blue(Medley)」のシーンが。こちらは先ほどから数年が経ったコールで、打って変わってダンスもエネルギッシュに。客席の端から端まで目線を配りながら歌い踊る姿は自信に満ちあふれているよう。しかし、その後、周囲の語りでコールの身に大きな転機が訪れたことが告げられる。語りに合わせ、ステージの中央では、コールが嵐のような胸の内をダンスで表現。そのコンテンポラリーダンスは圧巻の一言だった。

フォトコール後に行われた囲み取材には、屋良、彩吹、鈴木が出席。屋良は「稽古中は悩んでいましたけど、今日皆さんの前でお見せした時にガッと開いたものがありました。初日が楽しみです」と笑顔でコメント。彩吹も「1段も2段も上がっている屋良っちを感じることができたので、明日の初日、大丈夫だと思いました」と太鼓判を押す。また、屋良が「今回は本当にダンスが見どころです。僕が普段やっているダンスとは違うんですけど、ダンスパフォーマンスだけでも一つのショーとして見られるぐらいのものになっています。加賀谷(一肇)さんの振り付けがすごく好きで」と語ると、鈴木が「あのコンテンポラリーなんか4時間ぐらいかかっていたよね。一小節一小節、魂を込めながら振り付けをして作っていく姿は、周りから見てもワクワクしました」と裏側を明かした。

さらに「コール・ポーターの半生と、屋良朝幸のこれまでの時間がオーバーラップする瞬間がたくさんあるんです。役を作り込みすぎていなくて、彼の赤裸々なところが見えてくる。そこがサスペンスで、見ていてドキドキします」(鈴木)、「まぎれもなく代表作になるんだろうなと思います」(彩吹)と共演者陣から賞賛され、照れ笑いを浮かべる屋良。最後には「コール・ポーターの音楽を通して、皆さんにいろんな感情を持って帰ってもらえたらいいなと思います。ぜひ劇場でお待ちしております」と力強く意気込みを語り、会見を締めくくった。

ミュージカル「Red Hot and COLE」は、3月17日まで「博品館劇場」で上演。その後、大阪、静岡、愛知でも巡演される。