教員の熱中症知識不足で防げず

愛知・豊田の小1男児死亡で報告

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 愛知県豊田市で昨年7月、校外学習から戻った市立梅坪小1年の男児=当時(6)=が熱射病の疑いで死亡したのを受け、市が設置した第三者調査委員会は5日、問題の要因や防止策をまとめた報告書を公表した。教員に熱中症の知識が不足していたため、校外学習を中止する判断に至らず、事態を回避できなかったと指摘している。

 報告書によると、男児は昨年7月17日午前10時5分ごろ、学校から約1キロ離れた公園に出発。気温や湿度、日射などから熱中症のリスクを数値化する「暑さ指数」は同10時時点で、最も危険度が高い「運動は原則中止」だったが、学校は適切な措置を取らなかった。