厚労省、虐待防止で守秘義務検討

法改正案、学校や教委などに

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 厚生労働省が今国会提出を目指している児童虐待防止法と児童福祉法の改正案に、学校や教育委員会、児童福祉施設の職員らに、子どもの秘密を漏らしてはならないとの守秘義務を課す方向で検討していることが5日、分かった。同日に開かれた自民党の虐待防止に向けた特命委員会と厚労部会で同省が示した。

 1月に千葉県野田市の小学4年、栗原心愛さん(10)が亡くなった事件では、心愛さんが「父からの暴力」を訴えた校内アンケートの回答のコピーを、市教委が父親に渡していたことが判明。厚労省はこの事態を重く受け、「正当な理由なく、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない」と規定する方針だ。