新燃岳、活動長期化恐れ 爆発的噴火1年、警戒続く

 霧島連山・新燃岳(1421メートル)の爆発的噴火から、6日で1年となる。2018年6月を最後に噴火は観測されていないが、2月下旬に火山性地震が増え、気象庁は噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げた。鹿児島地方気象台によると、地下深くのマグマの蓄積を示すとされる霧島連山の膨張は、鈍化しながらも継続しており、火山活動の長期化も考えられるという。

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