英国のEU離脱で9割関税撤廃も

政府検討、物価上昇防ぐ

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 【ジュネーブ共同】英スカイニューズ・テレビは5日、英政府が欧州連合(EU)との間で条件面の合意がないまま離脱する場合、全物品の80~90%の輸入関税を撤廃する検討をしていると報じた。合意なき離脱となった場合、EUなどとの間で急激に関税が上がる見通しで、関税をなくして輸入品価格の急上昇を防ぐのが狙いだ。

 一方、自動車や牛肉、乳製品といった残り10~20%の品目は関税を残し、重要産業は保護する。英政府は極端とも言える関税政策で、合意なき離脱による自国経済の損失を抑えたい考えだ。