現地時間5日にUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグが開催。ホームで快勝したトッテナム・ホットスパーが敵地ジグナル・イドゥナ・パルクでボルシア・ドルトムントとの一戦に臨んだ。
3点のリードを得ているトッテナムは、両ウィングバックをより守備的な配置にした実質5バックを採用。パコ・アルカセルやマリオ・ゲッツェ、そしてマルコ・ロイスといった強力攻撃陣に対して徹底したディフェンスラインを敷く。引き分けでも勝ち抜けが決まるトッテナムは、背後のスペースを埋めてサイド攻撃を封じ、シュートを打たれても守護神ユーゴ・ロリスのファインセーブでゴールを許さず。無失点で試合を折り返す。
【チャンピオンズリーグ】3点差をつけられたドルトムント…ホームで奇跡を起こせるか⁉︎ 〜決勝T1回戦2ndレグプレビュー〜
狙い通りに前半を終えたトッテナムは48分、ムサ・シソコのスルーパスにハリー・ケインが抜け出すと、GKの動きを見極め右足を一閃。少ないチャンスをモノにしたトッテナムが先制に成功する。貴重なアウェイゴールを決めたトッテナムとは対照的に、攻め疲れしたドルトムントに大量ゴールを奪う体力は残っておらず。2戦合計4-0と完勝したトッテナムが2010-11シーズン以来2度目のベスト8進出を成し遂げた。
試合結果
ボルシア・ドルトムント 0-1(Agg.0-4) トッテナム・ホットスパー
トッテナム・ホットスパー：ハリー・ケイン48'
