津波伝承施設を報道公開、岩手

釜石市に完成、23日開館

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岩手県釜石市の津波伝承施設「いのちをつなぐ未来館」=6日午前

 東日本大震災で甚大な被害に遭った岩手県釜石市鵜住居町に津波伝承施設「いのちをつなぐ未来館」が完成し、市は6日、報道陣に内部を公開した。開館日は23日。

 木造平屋約330平方メートルの未来館は、同市の被害の概要が分かる展示や、CGで津波を仮想体験できるコーナーを備える。かつて隣接地にあり、市の推計で162人が犠牲となった「鵜住居地区防災センター」の壁の一部など、津波の痕跡を示す展示もある。

 同市総合政策課の臼沢渉震災検証室長は「この地で起きた悲劇を繰り返してはならないという思いで展示した。震災からまもなく8年が経過し、語り継ぐことが課題」と強調した。