昨年の死亡労災6件に

室蘭の男性転落事故で

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 室蘭市祝津町で昨年12月、建設業の男性が高所作業中、転落して骨折の重傷を負った事故で、2月に負傷箇所の感染症で男性が死亡したことが5日までに、室蘭労基署の調べで分かった。昨年の死亡労災事故は6件となった。

 昨年12月21日午前11時ごろ、建設会社の現場責任者の70代男性が、煙突掃除のためはしごを昇っていた際に、はしごが倒れ約2メートルの高さから落下。骨盤骨折などの重傷で入院していたが、2月11日に死亡した。同署は使用器具や施工環境に問題はなかったか引き続き調べる。

 同署管内では、死亡労災事故がゼロだった2015年以降、翌16年が5件、一昨年と昨年は6件と高止まりが続いている。担当者は「地面に固定する突っかい棒(アウトリガー)や屋根に掛けるフックが付いたはしごの使用を」と呼び掛けている。 (鈴木直人)