有田哲平「全力!脱力タイムズ」が時間帯不明のゲリラ放送!「そぐわない場所に出てくることも(笑)」

有田哲平「全力!脱力タイムズ」が時間帯不明のゲリラ放送!「そぐわない場所に出てくることも(笑)」

フジテレビ系の名物番組ともいえる「全力!脱力タイムズ」。現代日本の社会問題など真面目なニュースを取り上げる報道番組のようでもありながら、メインキャスターのアリタ哲平(有田哲平)を筆頭に繰り広げられる、ゲストへのムチャぶりやテーマから逸れたシュールな進行が見どころとなるニュースバラエティーです。

そんな当番組はフジテレビ開局60周年を記念して、なんと番組初のゲリラ放送をすることに。3月25日から31日までの1週間、早朝から深夜までの番組のどこかに数分間、合計14回突然登場する、というなんとも斬新なプロジェクトに挑戦します! ここでは、開局60周年を祝うスペシャルウイークのアンバサダーに選ばれたアリタさんのコメントをお届けします!

──フジテレビ開局60周年アンバサダーを務めることについての感想を教えてください。

「いやぁ、うちのような番組を使ってくれるというのはフジテレビさん大冒険されたなあって思います。かつてフジテレビさんがバラエティー番組でバカなことばっかりやっていた時代を思い出しますね。ありがたいことだと思うので、一生懸命頑張ります」

──ゲリラ放送という企画についてはどう思いますか?

「この番組は金曜の夜11時から、ということで夜の匂いがすごくあると思うんですよね。若手芸人が出たりとか。それが突然朝とか昼とか、そぐわない場所に出てくることもあるので(笑)。そこで生まれる化学反応を楽しみにしていただけたらなと思います」

──今回の大役についてうれしさとプレッシャーはどちらが大きいですか?

「いやちょっといまだに信用していないというか…(笑)。今収録しましたけど、そもそもどこで流れるのかもスタッフは教えてくれないので、果たして本当に流れるのかも分からないです。何本か録りましたけど、その中で1本だけを流す可能性もありますからね(笑)。インタビューのスタッフも偽物なんじゃないかと疑っています。この番組そういうの多いんですよ! 実はエキストラだった、みたいな」

──だまされているんじゃないかと(笑)。

「まだ疑っていますけどね(笑)。だからこの1週間は僕もフジテレビをつけっぱなしにしようかと思っています。出てきたら『どこどこに出たよ』って教えてもらって、いろんな情報を集めようかと。その時に初めて実感が湧くんじゃないかと思います。まあ、その時じゃ遅いんですけどね(笑)」

──今回は先生たちに振り回される場面もありましたね。

「解説員の先生たち、最近テレビ慣れしてきまして…(笑)。テレビで話すことに対して抵抗感とか緊張感がなくなっているんですよ。僕以上にこの企画に乗っかっているというか、乗せられているんですね(笑)。いつもこちらが振り回す方ですけど、まさかこういう時に逆襲を受けるとは…ちょっと、あの人たちのテンションの上がり方にあきれています(笑)。吉川(美代子)先生も派手な服とか着ていましたし、出口(保行)先生も娘さん呼んでいたし(笑)」

──アンバサダーに選ばれた理由は何だと思いますか?

「報道番組の方たちのスケジュールがなかったんじゃないですか? “フジテレビを代表する番組のメインをやっているから(有田を)使うんだ”ということなのか、“ぶっちゃけ7番手です”なのか…(笑)」

──フジテレビはどのような局だと思われますか?

「『欽ドン!良い子悪い子普通の子』だったり、『とんねるずのみなさんのおかげでした』だったり、毎日バラエティーがめじろ押しで、ずっと録画して見ていました。いつも帰ったらフジをつけて見るという習慣だった気がしますね。それくらいお笑い好きに刺さっている局だったので、いつかここでバラエティーをやらせてもらえることを夢見て若手の頃は頑張っていました。で、いろいろなことを経て今、報道番組をやらせてもらっているという(笑)」

──それが「全力!脱力タイムズ」なんですね(笑)。

「一つの夢がかなった気がしますね。皆さん誤解されていると思いますが、これコント番組じゃないですからね? 夢の“報道番組”をかなえた、という(笑)。大好きなフジテレビで報道を任せてもらえるとは、感無量ですね」

──ありがとうございました!

そんなアリタさんを筆頭にさまざまな展開が生まれていくこの番組。「全力!脱力タイムズ」ならではのシュールな面白さが短い尺の中でもたっぷり詰まっています! 皆さんもぜひフジテレビをつけたままにして、どこで流れるのか探してみてください!!

フジテレビ担当 M・F

【番組情報】


「全力!脱力タイムズ」
フジテレビ系
金曜 午後11:00~11:40
※3月25~31日は早朝から深夜までのどこかで計14回放送

© 株式会社東京ニュース通信社