同性愛を"治す"矯正セラピーに参加した葛藤を通し、ありのままの自分や親子の絆を再発見する衝撃の実話、映画『ある少年の告白』、ニコールキッドマン&ラッセル・クロウが見せる驚きの演技力。

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僕は僕でしかいられない――。NYタイムズ紙によりベストセラーに選ばれた、胸打つ衝撃の<実話>。

アメリカの田舎町。自らが同性愛者であることに気づいた青年が、両親によって勧められた同性愛を“治す”矯正セラピーに参加。葛藤を通し、ありのままの自分や親子の絆を再発見するまでを描いた感動作。2016年に発表され、NYタイムズ紙によるベストセラーに選ばれるなど全米で大きな反響を呼んだ衝撃の<実話>をもとに描かれる。

本作では、アカデミー賞ノミネート常連のニコール・キッドマンやラッセル・クロウなど豪華俳優陣が出演。主人公の両親役を演じる二人のその存在感は言わずもがなだが、原作モデルにそっくりすぎることで注目を集めている。原作者さえ驚くほど、外見も中身も生き写しレベルな驚きの演技を見せているベテラン俳優ふたりをご紹介。

《オスカー女優》ニコール・キッドマンが原作モデルになりきるほど熱演した役とは

14歳で映画デビューを果たしてから、演技派スターとしての地位を確立してきたニコール・キッドマン。『アイズ ワイド シャット』(99)や『ムーラン・ルージュ』(01)などに立て続けにヒット作出演し、『めぐりあう時間たち』(02)ではアカデミー賞®主演女優賞を受賞。その後もオスカー女優としてその見事な演技力と存在感を放ち、最近では人生初のヒーロー役『アクアマン』(18)や、日本公開待機作『Destroyer』(18)など数々の話題作に引っ張りだこ!またアメリカで大ヒットとなったサスペンスドラマ「ビッグ リトル ライズ」(17-)では出演だけでなく製作としても加わり、その年のゴールデングローブ賞、エミー賞の名だたる賞を総なめ。製作者としても才能を発揮し、現状に満足せず挑戦し続けている。そんなニコールが本作で演じるのは、主人公の母親・ナンシー。ひと足先に本作を観た評論家やマスコミたちからは「原作モデルに似すぎ!」と話題になるほど本人の特徴を見事に体現した。しかし見た目だけでないのが演技派女優のニコール。原作者、ガラルド・コンリ―より「僕の母親そのもの!」と絶賛されるほど中身まで憑依しているかのような演技を見せる!ニコールは「これは信じられないほど親密な家族の話であり、そんななか母親として素晴らしく素敵な彼女を是非演じたかった」と本作への出演を熱望。また「本作に出演することで、なにか大きな変化を起こす手助けをしたかった」と話す彼女は、当時のアメリカ社会の女性的立場にもどかしい思いをしながらも、芯が強く深い愛をもつ母親役を見事に演じ切っている。

《オスカー俳優》ラッセル・クロウが見せる見事な演技力

原作者も驚くほどそっくりな父親役に絶賛の声!誰もがその名を知るハリウッドスター、ラッセル・クロウ。リドリー・スコット監督がメガホンをとった『グラディエーター』(00)では見事アカデミー賞®主演男優賞に輝き、その後も、『ビューティフル・マインド』(01)、『シンデレラマン』(05)、『レ・ミゼラブル』(12)、『ナイスガイズ!』(16)などアカデミー賞®に絡む作品への出演で映画界を牽引してきた。そんな彼がこの度、本作へ出演したきっかけはジョエル・エドガートン監督だったという。「本当に素晴らしい脚本だと思うよ。ジョエルの処女作『ザ・ギフト』はとても気に入ったし、俳優としての彼を何年も知っていたから出るべきだと思ったんだ」。本作では牧師であり、主人公の父親・マーシャルを演じているラッセル。愛する息子が同性愛者という事実を知り、牧師という立場ゆえ、悩み葛藤していく。「難しい役だったが、原作者の父親に実際に会いに行ったんだ。彼の礼拝にも行ったけれど、すごく心の温かい人間だったし、彼の心の中心にあるのは愛だと気付いた」と話す。そこから役に入りきると原作者のガラルド・コンリーも「本当に驚かされた。僕の父親にそっくりなんだ」と驚きを隠せないほどの生き写しレベル!!撮影現場でも役のまま過ごしていたというラッセルは、もはや実際の人物そのもの。

ハリウッドを代表する名優ふたりが体当たりで挑んだ感動の家族の物語。ぜひスクリーンでチェックしよう。