【ラ・リーガ】日本へ旅立つサンペール バルサに涙の別れを告げる「僕にとって人生そのもの」

Jリーグのヴィッセル神戸の移籍することが決まったバルセロナのスペイン人セルジ・サンペールが、5日に退団会見を実施。涙ながらに18年間過ごしたバルサに別れの言葉を告げた。

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6歳で入団し、24歳の現在までバルサでプレーし続けてきたサンペール。先日バルサとの契約を解除し、アンドレス・イニエスタやダビド・ビジャといったスペインのレジェンド達が活躍するヴィッセル神戸への移籍を決意した。イニエスタやチームメイトのジェラール・ピケからアドバイスを受けて日本に旅立つことを決めたサンペールは、「さよならだけじゃ言い尽くせない。18年たった今、人生のクラブでのキャリアに終わりを迎えたんだ。ケガや降格といったあらゆることを経験した僕は、同期のみんなと家族の様に成長してきた。僕のアイドルであり世界最高のクラブでプレーできた日々は、偉大な思い出だ。関わった全ての人々に感謝している」とプレスカンファレンスでコメントした。

またサンペールは、記者からの質問に以下のように答えている。「(バルサで一番の思い出は?)1つには絞れないよ。18歳の時バルサスクールの試験で1-13と負けたにも関わらず、僕を選んでくれたことは人生の転機になった。(24歳でなぜ移籍する決断をした?)プレーする機会が欲しかったんだ。オーナーと話し合い、ヴィッセル神戸がアジアでベストチームの一つだと説明してくれた。彼らの夢を実現するためのキーマンになれるともね。イニエスタが僕に電話してくれたこともきっかけの一つさ。(イニエスタは何と言ってた?)僕がどのようにプレーすべきか教えてくれた。ヴィッセル神戸はテクニカルな選手を求めていて、僕がきっと楽しむことができるって言ってくれたよ」。

日本に旅立つ前に別れの言葉を告げたサンペール

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