明治天皇の歌引用、首相「正当」

戦意高揚、反平和主義批判に反論

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 安倍晋三首相は6日の参院予算委員会で、1月の施政方針演説で明治天皇が日露戦争時に詠んだ短歌を引用したことについて「平成は災害が多く、困難に直面したが、皆で頑張っていこうとの趣旨だった」と述べた。「戦意高揚の歌で反平和主義」との批判は当たらないとの認識を示し正当性を主張した格好だ。

 質疑で、立憲民主党会派の小西洋之氏は「日露戦争で国民を鼓舞した歌だ。憲法9条の理念に反する」と批判。首相は「なぜ9条違反なのか。(論理の)跳躍ぶりに驚くばかりだ」と反論した。引用したのは「しきしまの大和心のおおしさはことある時ぞあらわれにける」との歌。