レアルが消えた今季CLの優勝候補は? 今こそイングランド勢躍進の時か

マンCも優勝候補 photo/Getty Images

ついに欧州王者レアル・マドリードが敗れた。5日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグではアヤックスに1-4のスコアで敗北し、ベスト16という予想外の段階で姿を消すことになった。レアルはチャンピオンズリーグを3連覇中だったが、4連覇の夢は消えたことになる。今季は新たな王者が生まれるのだ。

では、レアルに代わって欧州の頂点に立つクラブはどこになるのだろうか。5日の段階ではレアルを撃破したアヤックス、ドルトムントを粉砕したトッテナムがベスト8に駒を進めているが、さすがに両チームを優勝候補に推すのは難しいだろう。英『BT Sport』によると、元マンチェスター・ユナイテッドDFリオ・ファーディナンド氏がプッシュするのはマンチェスター・シティだ。

ファーディナンド氏はマンC、リヴァプールなどイングランドのクラブが有利に戦えると信じているようで、イングランドから王者が生まれることに期待している。

「過去には突出したクラブがあったものだが、今季に限ればそれはない。PSG、ユヴェントス、バルセロナといった意見もある。私は、多くのチームはイングランドのチームと戦いたがらないと思う。我々のフットボールは速くてダイナミックだからね。シティやリヴァプールとは対戦したくないし、私はシティが現時点での優勝候補だと思う」

マンCはベスト16でシャルケと対戦しており、敵地での1stレグは苦しみながらも3-2で勝利している。攻撃力の高さは本物で、高い確率でベスト8に上がってくるだろう。指揮するジョゼップ・グアルディオラも3年目を迎え、チャンピオンズリーグ制覇を狙っているはずだ。

果たしてどこが頂点に立つのか。すでにレアルは姿を消し、優勝候補筆頭とも言われたユヴェントスもベスト16の1stレグでアトレティコ・マドリードに0-2の敗北を喫している。今季はサプライズが多く、予想するのは難しくなっている。

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