公立高 一般入試始まる 英語でトラブルも

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入試の開始を待つ受験生=6日、新潟市中央区の新潟高

 2019年度の新潟県内公立高校の一般入試が6日、82校で始まった。受験生は志望校合格を目指して、国語や数学など5教科の学力検査に挑んだ。7日は75校で面接や作文などの学校独自検査を行う。

 一般入試は、全日制・定時制合わせ定員1万4483人に対し1万5389人が志願した。平均倍率は1.06倍。

 新潟市中央区の新潟高には午前8時すぎ、受験生が続々と到着した。正門前で塾関係者らの激励を受けて会場入りし、緊張した面持ちで試験開始を待った。

 終了後、同区の女子生徒(15)は「難しかったけど、だいたいできた。7日は苦手な作文なので、しっかり対策をしたい」と表情を引き締めた。

 長岡市の長岡高では、保護者らが試験を終えた受験生を出迎えた。同市の男子生徒(15)は「数学はひねった文章題が多くて時間が足りなかったが、英語は長文を解けたので自信がある」と話した。

 5教科の出題傾向について、新潟市中学校教育研究協議会進路指導部長の岩崎正法・坂井輪中教諭は「習得した知識を活用して思考力を問う問題が多かった。1、2年生のうちから学習内容をしっかり振り返る習慣をつけるのが大事だ」と分析した。

 合格発表は14日。

◎英語リスニング 2校でトラブル

 6日に行われた新潟県内公立高校の一般入試で、放送による英語の聞き取り検査(リスニング)のトラブルが巻総合高(新潟市西蒲区)と小出高(魚沼市)の2校であった。

 県教育委員会によると、巻総合高では聞き取り検査の開始後まもなく音声が途切れ、流れなくなり検査を中止した。小出高では本来は2回繰り返して放送される問題が1回しか流れなかった。県教委は「原因は調査中」としている。

 巻総合高は受験者232人全員について、聞き取り検査(32点)を全て正解にする。小出高は受験者167人全員について該当する問題1問(3点)を正解にする。

 両校とも全教科の試験終了後に校長が受験者に対応を説明した。県教委高校教育課は「受験生におわびしたい。原因を究明し、改善を図りたい」としている。