こぎん刺し模様のストラップ 高校生たちが考案、青森県内の企業製造・販売へ

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黒石市役所でこぎん刺し模様のストラップなどの取り組みを紹介する黒石商家庭部の生徒たち
黒石商家庭部の生徒たちが考え、完成したこぎん刺し模様のストラップ

 黒石商業高校家庭部(工藤萌花(もか)部長)の生徒たちが、津軽地方の伝統工芸「こぎん刺し」で受け継がれてきた模様をデザインに活用した、首から下げるストラップを企画・制作した。古くからある模様の配列を工夫したことで、モダンで新しい感覚の商品になった。青森県内企業が近く、本格的に製造・販売する。

 同校は、2018年7月、こぎん刺し模様のデザイナー山端家昌さん=おいらせ町出身、弘前実業高卒=を講師に招き、こぎん刺しの模様などを学び、アクセサリー作りに挑戦。昨秋からは、家庭部員たちがグループに分かれ、数多いこぎん刺しの模様の中から、デザイン案を数カ月考えてきた。山端さんに監修してもらった結果、「馬の轡(くつわ)」「ふくべ」など4種類の伝統的な模様を、規則的に並べる構成に決定。紺色のストラップに白色の柄をプリントして完成させた。

 北川凛(りん)・家庭部副部長、佐々木佑花(ゆうか)・副部長、小友美悠(みゆ)さん、北山夢花(ゆめか)さん(いずれも2年)が6日、黒石市役所を訪れ、取り組みを高樋憲市長に紹介した。市職員らが今後、身分証用のストラップに活用する。

 北川副部長は「部員全員でアイデアを出し、形になったので良かった。このストラップを通じて、津軽を国内や外国の人にもっといっぱい知ってもらい、黒石のこみせ通りなどに人がいっぱい来てくれたらうれしい」と話していた。アート作品などのデザイン・製造を手掛ける株式会社エム・アート(田舎館村、村上裕也代表取締役、電話0172-88-6833)がストラップを製造・販売する。