「パチンコ営業」は芸能人にとって今や人気のサイドビジネス しかしこの度"有名人は規制の対象"に!?

いろいろ大変なようで...

簡単なトークショーや握手サイン会、ミニライブにじゃんけんプレゼント大会といった小規模イベントで手早く3店舗をまわり、1日で数十万円~100万円といったお小遣い稼ぎが出来てしまうという芸能人の間で人気のサイドビジネス「パチンコ営業」。

数年前までは落ち目の芸能人がやる仕事という穿った見方もあったが、現在ではデヴィ夫人、叶姉妹、お笑い芸人にアイドルなど一線で活躍する芸能人の来店情報も少なくない。

もちろん芸能人来店イベントには出玉率のアップといった客へのメリットも匂わされることになるのだが、これに伴いイベント開催日にはオープン前から多くの客が店頭に並ぶこととなる。

ここまでは週末のパチンコ店で見慣れた光景とも言えるのだが、今後はこのような光景にも変化が生まれるかも知れない。

物議となったのは先月中旬に大阪府のパチンコ関連団体が作成したとみられる、パチンコ営業に関する「広告・宣伝規制に関する質疑応答」が出回ったため。

昨年11月には改めて過度な煽りを用いるパチンコ・パチスロ取材やパチンコ・パチスロ系ライターを招く来店イベントに対する指導が入った(以前から圧力はあったが業界がこれを順守せず)。
これらに関する自主規制を決議したパチンコ団体だが、新たに出回ることになった質疑応答資料の中には、射幸心をそそるとして『有名人の招致イベントを事前告知すること』を規制の対象とする表現が見受けられたのだ。

この内容から芸能人を招致し当日告知であれば問題ない、定義は難しいが有名人でなければ問題ないのではという抜け道も探られるなど様々な意見が寄せられることに。

「ライターが底辺YouTuberになるという抜け道」
「イベント全面禁止はかなり徹底した筈が、ライター来店っていう実質イベントが野放しだった方が異常なんだからそりゃこうなるわ」
「寧ろ野放しの期間長過ぎた」
「当日告知って...意味無いじゃん」
「5年以上前にライター告知禁止してたのに全然機能してなかったな」
「お上は無能。もっと厳しくしろや」
「どんどん競艇にライターが流れてくるな」
「パチ系youtuberやCSのパチンコ番組も消えて無くなればいいのに」

これらの流れから、パチンコ店としてはイベントを打つことがメリットとなるので、客寄せは有名人ではない素人YouTuberでも問題ないのではという憶測が横行することに。

昨今では芸能人がYouTuberデビューという流れが続いているが、今後はYouTuberが芸能人に変わりパチンコ営業デビューという流れが到来となるのだろうか。(文◎編集部)

© TABLO