高い動力性能と排ガス規制への適合を両立
フォルクスワーゲンは、2019年3月5日から17日までスイス・ジュネーブで開催されている第89回ジュネーブモーターショーで、新型「トゥアレグ V8 TDI」を世界初公開した。
この車に搭載されている4.0リッターV型8気筒ディーゼルターボエンジンは、最高出力は421馬力（3,500〜5,000rpm）、最高トルクは900Nm（1,000〜3,250rpm）を発揮。0～100km/h加速4.9秒、最高速度250km/hと、高い動力性能を誇る。
その一方で「Euro-6d-TEMP」排ガス規制に適合している点も特長だ。
今回ジュネーブで公開されたこのモデルは、生産型に近いコンセプトカーとされており、欧州での発売は5月末を予定している。
新型「トゥアレグ V8 TDI」 その他の主な特長
・12インチデジタルメーターパネルとの15インチタッチスクリーン「ディスカバープレミアムインフォテイメントシステム」で構成される「Innovision Cockpit（イノビジョンコックピット）」をインテリアに採用
・赤外線カメラが暗闇で人や動物を検知する「ナイトビジョン」、最高60km/hまで部分的にステアリングを自動操作する「交通渋滞および道路工事レーンアシスト」、見通しの悪い交差点などで車両前方を横切るクルマや自転車を検知する「フロントクロストラフィックアシスト」など、多くのドライバー支援システムを搭載
・4輪エアサスペンション、電動開閉式テールゲート、コンフォートシート、自動防眩ドアミラーやオートライトコントロールなどが含まれる「Light & Sightパッケージ」、19インチ“Tirano”アルミホイールなどが標準装備
