ヤンキース・サバシア 故障者リストでの開幕が濃厚に

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ヤンキースはいきなり投手の層の厚さを試される事態に直面している。右肩の炎症により開幕を故障者リストで迎えることが確実となっているエース右腕のルイス・セベリーノに加え、オフに心臓と右膝の手術を受けて調整が遅れているベテラン左腕のCCサバシアも開幕を故障者リストで迎える可能性が高いようだ。日本時間3月7日に行われたカージナルスとのオープン戦の試合後に、アーロン・ブーン監督が明らかにした。

今季限りでの現役引退を表明しているサバシアは、オフに受けた2つの手術の影響で調整が遅れている。ブーンはこのままいけばサバシアが3月下旬や4月はじめに先発ローテーションの一角を担うだけのスタミナを蓄えることが難しいと考えており、故障者リストで開幕を迎えさせることを決断しつつあるようだ。

「すべては順調に進んでいるよ」とサバシアの調整状況について語ったブーン。「2度目のブルペンでの投球練習も良かった。でも、彼が開幕に間に合うとは思っていない。すべてがプラン通りに進んだとしても、数週間は掛かるんじゃないかな」とサバシアの調整が順調であることを強調しつつも、開幕には間に合わないとの見通しを示した。

ブーンによると、サバシアはシーズン最初の1~2先発を回避する見込みであるという。また、サバシアが故障者リストから復帰した時点で、昨季終盤に受けた5試合の出場停止処分が有効となり、サバシアはさらに1先発を回避することになる。故障の再発などもなく、調整を順調に進めているサバシア。現在はブルペンでの投球練習を行う段階だが、今後は打者との対戦も含め、実戦形式の投球練習に取り組んでいく予定だ。

セベリーノとサバシアが故障者リストで開幕を迎えることにより、ヤンキースの先発ローテーションはジェームス・パクストン、田中将大、J.A.ハップに続く2枠が空席となる。ドミンゴ・ヘルマンやジョナサン・ロアイシガらがその座を争う見込みだが、オープン戦での彼らの出来が思わしくない場合、緊急補強に動く可能性もありそうだ。