「砂の器」東山紀之が中島健人との共演に「勝負できてありがたい」

フジテレビ系で3月28日放送の特別ドラマ「砂の器」に主演する東山紀之が、フジテレビの4月改編記者発表会に参加した。ドラマ撮影の最中に会見に駆け付けたという東山は「長いセリフのあるクライマックスシーンで、わざわざ来ました」と笑わせつつ、「最初の主演ドラマもフジテレビさんだったので、30年たってこうしてフジテレビ60周年記念のドラマに出演させていただけるのはありがたいこと。自分の状況はさておき駆け付けた次第です」と感謝していた。

同作は松本清張の不朽の名作「砂の器」の舞台を現代に置き換え、全く新しい解釈でフジテレビ開局60周年特別企画としてドラマ化したもの。しかし、東山は「60周年で局内は盛り上がっているのかと思ったら、あいさつされた社員の方の中には『そんな状況知らなかった』『祝っている場合ではない』という方もいるようで、こんな雰囲気でいいのかな?」とジョークで笑わせた。

「砂の器」の大役については、「松本清張先生の傑作中の傑作で、これまで丹波哲郎さんや渡辺謙さんらが演じてきた難しい役どころでもあります。でも映画化された際の丹波哲郎さんと今の僕が同じ年齢。変な縁を感じて、演じてみたいという思いが強くなった」と気合十分。所属事務所の後輩であるSexy Zoneの中島健人との初共演には、「彼と僕とは28歳もの年の差があって、親子と言ってもおかしくない年齢差。そんな年の差を超えて勝負できるのは僕にとってもありがたいこと」と喜び、「さらなるジャニーズの繁栄に力を尽くしたい」と冗舌だった。

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