欧州中銀、年内利上げ断念

経済減速、緩和縮小見直し

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 【フランクフルト共同】欧州中央銀行(ECB)は7日、金融政策を議論する理事会をドイツ・フランクフルトで開き、年内の政策金利の引き上げを断念することを表明した。金利を現行水準に維持する時期を「少なくとも今夏まで」から「少なくとも年内」へと変えた。景気下支えのため、新たな長期資金供給策を導入することも決めた。

 米中貿易摩擦などの影響によりユーロ圏で経済が減速しつつあるのに配慮した。利上げを停止した米連邦準備制度理事会(FRB)に続き、ECBも金融緩和の縮小路線を修正したことになる。