総務省、賃金統計不正で報告書

「厚労省は順法意識が欠如」

©一般社団法人共同通信社

総務省=東京・霞が関

 厚生労働省による賃金構造基本統計の不正問題で、背景などを調査した総務省の報告書が7日、明らかになった。長年不正が続いた根底には厚労省に「事なかれ主義のまん延」や「順法意識の欠如」があったと指摘。統計部門は、問題があっても幹部に情報が集約されず、部下に適切な指示が下りない「機能不全」に陥っているとして組織運営の見直しを求めた。8日にも公表する。

 賃金構造統計の不正は1月に発覚。厚労省が内部調査を進めてきたが、中立性に疑義が生じかねないとの懸念が政府内で強まり、総務省が2月にプロジェクトチームを設置し調査していた。