衣服で交通反則告知書、確認できず

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福井県警が青切符を切ったケースと同様に、白衣と布袍を着て車の運転席に座る僧侶=福井県福井市

 運転に支障を及ぼす衣服を禁じている規則(細則)は、福井県以外に東北地方や東海地方を中心として14県にある。福井県警は2018年に男性の僧衣で2件、女性の着物で2件交通反則告知書(青切符)を切ったが、福井新聞が14県警に取材したところ、近年青切符を切った例は確認できなかった。

 ⇒【運転者の衣服規制は都道府県で差】

 「過去3年間に衣服の違反で青切符を切った事例は何件あるか」との質問に、9県警が「ない」と回答。5県警は「統計を取っておらず不明」「見たことがない」とした。

 衣服の規定ができた時期は多くが道交法ができた昭和30年代。「衣服の規定はなぜできたか」と経緯を尋ねたところ、記録が残っていないなどの理由で14県警すべてが「不明」と回答した。

 福井県以外に服装について規定している14県は次の通り。

 ▽青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島、茨城、栃木、群馬、静岡、愛知、滋賀、三重、岡山